週刊Gallop 2023年12月3日号
CAMPUS LIFE⑰/メイショウカンパク(立命館大学馬術部)
栗東の荒川義之厩舎に所属し中央競馬で53戦6勝、2012年の京都大賞典(GⅡ)ではオウケンブルースリなどを相手に重賞を制したメイショウカンパク(騸16)。現在は立命館大学馬術部に所属し、〝龍典〟という名で馬場馬術競技馬として活躍。23年の全日本学生馬術大会では立命館大学の馬場馬術競技団体優勝に貢献した。
週刊Gallop 2023年4月5日号
CAMPUS LIFE⑨/アイコン(東京大学馬術部)
大学馬術部に活躍している元競走馬と学生とのストーリーを紡ぐ「CAMPUS LIFE」。今回登場するのはアイコン。現役時代は未勝利ながら、母はウオッカの全妹セレブリティで父はディープインパクトという良血。現在は東京大学で学生たちと一緒に過ごしています。
週刊Gallop 2023年3月5日号
CAMPUS LIFE⑧/スズカルパン(福岡大学馬術部)
サラブレッド史上8頭目となるJRA通算100戦という競走成績を残したスズカルパン(騸14)。父スズカマンボ、母ルンルンスズカ(母の父ラムタラ)という血統を持ち、栗東の西橋豊治厩舎に所属した。2011年9月のデビューから約9年に及ぶ競走馬生活で100戦4勝の成績を残したのち、引退競走馬の支援事業を行うTCC Japanで繋養されることになる。その後、福岡大学馬術部に預託されたスズカルパンは大学馬術の乗馬として第二の馬生を歩むことになった。
週刊Gallop 2023年2月5日号
CAMPUS LIFE⑦/ルールプロスパー(同志社大学馬術部)
京都ハイジャンプ(J・GⅡ)を2014、15年で連覇し、07年の新馬戦勝ちから9年連続でJRA競走で勝利をあげたルールプロスパー(騙18)。父ダイタクリーヴァ、母グロウリボンと、両親が20年の牡牝クラシックの出走馬という血統を持ち、栗東の北出成人厩舎に所属した。
週刊Gallop 2023年1月8日号
CAMPUS LIFE⑥/テスタメント(麻布大学馬術部)
2008年の秋華賞馬ブラックエンブレムの初子として2013年10月の新馬戦でデビューしたテスタメント(騸11歳)。母ブラックエンブレムは小島茂之厩舎にGⅠ初制覇をもたらした馬で、父はディープインパクトの超良血馬。テスタメントはその母と馬主、厩舎、生産者を同じくする関係者ゆかりの血統でもある。
週刊Gallop 2022年12月4日号
CAMPUS LIFE⑤/ミッキーブラック(学習院大学馬術部)
栗東の音無厩舎に所属し、デビュー2連勝から2018年のホープフルS(GⅠ)や19年のNHKマイルカップ(GⅠ)にも出走するなど中央競馬で13戦5勝の戦績を残したミッキーブラック(騸6歳)。父はブラックタイド、母はアルゼンチンのGⅠ馬マラコスタムブラダで、半妹に19年の阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ)を制したレシステンシア、半弟に21年の京成杯(GⅢ)を制したグラティアスがいる良血馬だ。
週刊Gallop 2022年11月6日号
CAMPUS LIFE④/アルフレード(帯広畜産大学馬術部)
2011年朝日杯フューチュリティS(GⅠ)を制し、最優秀2歳牡馬のタイトルを獲得したシンボリクリスエス産駒・アルフレード(騙13歳)。現在は帯広畜産大学で柏狼(ハクロウ)という名で、総合馬術の競技馬として活躍中だ。19、20年と学生馬術の日本一決定戦「全日本学生馬術大会」に出場しており、今年8月に行われた北日本学生馬術大会(地区予選)を突破し3度目の出場権を得た。
週刊Gallop 2022年10月2日号
CAMPUS LIFE③/アーデント(中央大学馬術部)
2012年のクラシック路線で皐月賞と菊花賞を走ったディープインパクト産駒の芦毛馬アーデント(騸13歳)。その2冠を制したゴールドシップや、同じくともに走った芦毛馬のトリップと比べると当時は灰色だった馬体も今ではすっかり白くなった。現在在籍する中央大学で白雪(はくせつ)という名を与えられ、馬場馬術競技で活躍している
週刊Gallop 2022年9月4日号
CAMPUS LIFE②/トウカイオーロラ(東京農業大学馬術部)
中央競馬最後のトウカイテイオー産駒、トウカイオーロラ(牡15歳)。母の父がサンデーサイレンスという血統的魅力もさることながら、父譲りの端正な顔立ちと整った馬体を持つ美しい馬でもある。
週刊Gallop 2022年7月31日号
CAMPUS LIFE①/テイエムイナズマ(日本大学馬術部)
2013年のクラシック3冠競走全てに出走し14番人気ながらダービー6着と善戦したテイエムイナズマ(騙12歳)。ブラックタイドの初年度産駒として12年のデイリー杯2歳Sで重賞初制覇を飾り、9歳まで重賞戦線などで活躍し45戦5勝の戦績を残した。競走馬を引退した今、日本大学馬術部で「桜迅」という名を与えられ乗馬として活躍している。